2020年度に採択されコロナ禍の影響で一時中断、2022年に事業を再開したJICA「普及・実証・ビジネス化実証事業」のプロジェクトも全スケジュールが完了し「2024年7月9日~12日」にかけてマレーシアに渡航。現地クアラルンプールで本プロジェクトの最終報告を行って参りました。

本普及実証事業で「カウンターパート」となったマレーシア政府機関である下水道維持団体「インダウオーターコンソーシアム(Indah Water Konsortium Sdn Bhd)(IWK)」様、JICAマレーシア事務所様、マレーシアの「サブコントラクター」(下水道維持工事業者)様を交え、弊社製「下水道ロボット」を用い約2年間かけて実施した下水道維持管理工法の「パイロットプロジェクト」(下水管内の異物除去など清掃作業や下水管延命化内部補強材施工後の穴あけ作業:巻末イラスト参照)の実績を説明。「サブコントラクター」様に有効性を評価いただいて、有意義な最終報告を行うことが出来ました。

プロジェクト完了の最終調印書

最終報告後、関係者の皆様と共に

このJICA事業のプロジェクトは終了しましたが、北菱のマレーシアに対する下水道維持管理方法の普及への貢献は今から始まります。
今後は、このプロジェクトで現地での適合性が認められた弊社の下水道ロボット「スーパーミニモグプラス」について、マレーシア各地の「サブコントラクター」様に対する販売アプローチを現地販売代理店と協力しながら進めて行きます。

最後までご覧頂きまして、誠にありがとうございました。

㈱北菱 編集部