前回のNEWS投稿でもお伝えしておりますが、㈱北菱は、JICA(国際協力機構)の案件化調査スキームの調査事業の一環として、クアラルンプール市内の下水処理団体であるIWK(インダ・ウオーター・コンソーシアム)のトレーニングセンターにおいて、下水道維持管理ロボット「スーパーミニモグ」のデモンストレーションや当社ロボットを活用した日本の最新下水道維持管理手法を紹介するセミナーを開催しました。
▼セミナー風景①
▼セミナー風景②
IWKの職員、現地の下水道維持管理ロボットを取り扱うサプライヤー、実際にロボットを現場で使用するサブコントラクターなど、総勢約40名の方が来場、参加されました。
▼デモ風景①
▼デモ風景②「現地サプライヤー及び施工業者様の操作」
簡単操作で扱いやすいとのコメントを操作者様より頂きました。
マレーシアにおいては「自走式」の高価格な下水道ロボットが一部使用されているようですが、現地のサプライヤーや施工業者様より実際に動作するデモ機
を初めて見て、
「価格のわりに性能がすばらしい!」
「すでに管内調査用のCCTVを所有しているので、更生工事前の木の根等の異物除去(前処理)、更生工事後の穴あけに特化した機械としては非常に魅力的!」
等のお言葉も頂きました。
当社は昨年、マレーシアの下水道維持管理需要につきまして、JICA「案件化調査」事業に採択されたのち、建設系コンサルタント㈱日水コン様、地元の㈱北國銀行様と調査チームを組みIWKと協力し、下水道メンテナンスロボットによる維持管理の需要について将来の事業化の可能性を検討しながら調査を行っています。
今後、現地で事業化が可能という判断がされれば、クアラルンプールを中心とした対象地区をIWKと共に選定し「普及実証」のパイロット事業へと進めて参ります。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
車輌事業部 海外事業担当