コロナ禍が続く中、ドイツへの入国制限も緩和されたため、会社として4年ぶりにドイツミュンヘン市の水・下水・環境関連の国際展示会「IFAT2022」(2022/5/30~6/3)の視察に行って参りました!
日本からは通常ミュンヘン行きの直行便が出ていますが、コロナ禍とロシア―ウクライナ間の戦争の影響もあり休便のため、今回は「羽田空港→フランクフルト空港→ミュンヘン空港」へと飛行機を乗り継ぎして移動。通常より約3時間も長い15時間超のフライトになりましたがミュンヘン市内へ無事到着し、視察で水/下水処理、配水/下水道、リサイクル関連機材の最新のトレンドや出展の傾向を見聞きすることが出来ました。
少し長くなってしまいましたが「出張記」をご覧ください!
今回ドイツに来て一番最初に驚いたことが、駅・空港等の公共施設以外では、ほとんどの方がマスクをしていなかったこと。現地の方に聞いたところ、2022年5月頃からマスク着用義務の内容が緩くなったようで、展示会場内でもマスク着用率がかなり低かったです。
展示会開催期間中は、ミュンヘン中央駅付近のホテルに滞在したためドイツの鉄道”Deutsche Bahn AG”(ドイチェ・バーン)U2線を利用し、「Hauptbahnhof(ミュンヘン中央駅)」から「Messestadt Ost(メッセシュタット東駅)」まで移動。ミュンヘン中央駅で初日に7日券を購入し毎日利用しました。日本の鉄道とは異なり、ミュンヘン市内の鉄道駅には改札口が設置されていなかったことに改めて驚きました。
展示会場「Messe München」の面積は約200,000㎡と、東京ビッグサイト115,420㎡の1.7倍以上もありDB(ドイチェ・バーン)鉄道「Messestadt Ost(メッセシュタット東駅)」と「Messestadt West(メッセシュタット西駅)」1駅分の間に18ホールもあり、数多くのメーカーが出展していました。
弊社が取り扱う下水道ロボット関連メーカーは「C3ホール」に集中していました。
IMS ROBOTICS社ブース (弊社が取扱いするドイツ穿孔機メーカー)
下水道取付管用外部削孔機(上位機種)
下水道本管用穿孔機(多目的用途)
下水道本管用穿孔機(前処理用)
その他、UV-LED(紫外線LED)による「ライニング材硬化装置」、「取付管用押込カメラ」等も展示されていました。
別日に「IMS Robotics社」のディーラーパーティーに招待され、世界各国のディーラーの方々と夕食を楽しみながら交流しました。
【お知らせ】
北菱は日本唯一の「IMS Robotics」製品の総販売代理店です。現在、最適な「下水道ロボット機材」のご提案や「レンタルサービス事業」も行っていますので、現場での困りごとやお悩み等ありましたらお気軽に弊社までご連絡ください。
Rausch社ブース(弊社が取扱いするドイツ調査カメラロボットメーカー)
電気式穿孔機(試作機)のデモカー展示 サテライト調査機
Rausch Tab/Omicronシリーズ 排水管調査用機種 minCamシリーズ
北菱は、「調査カメラロボットメーカー」Rausch社の日本総販売代理店です。各種「管内調査カメラ」の保守サポート含め日本国内の事業者様に販売しています。購入前のご質問・ご相談等何かありましたら是非弊社までご連絡ください!
弊社入社2年目の設計エンジニアとRausch社技術エンジニアが同社ブースの商談スペースで、先日入荷した下水道調査ロボットについてディスカッションを行いました。
18:00からは、Rausch社ブースにDJが登場、会場の参加者のテンションも一気に上がりました↑↑↑
その他のC3ホールの各ブースにおいて、今回は「電気式」穿孔機を展示するメーカーが多かったように思います。
別ホールでは、日本でもお馴染みの建機メーカーも出展されていました。
★おまけ:「フュッセン視察」(「ノイシュバンシュタイン城」見学)
1日だけ休みの日があったので「DB鉄道」で約3時間ミュンヘン中央駅からフュッセン駅へと移動し、ドイツ旅行ガイドブックの表紙にもよく出ている「ノイシュバンシュタイン城」(Schloss Neuschwanstein)へ行ってきました!
事前にインターネットでチケットを購入し、現地のチケットセンター前から「馬車」に乗って城前まで移動・入場し、城内を見学して来ました。
「マリエン橋」が工事中のため、一番美しい見え方が楽しめる(と言われている)橋から城を見ることはできませんでしたが、近くに美術館や湖もあり美しい観光スポットでした。
ミュンヘンに訪れる際には、立ち寄られてみては如何でしょうか?
ご覧いただき誠にありがとうございました!